
今回はタントカスタムの修理です。

一見大して損傷がないように見えますが、左右のフェンダーとボンネットの隙間が違います。

ヘッドライトやフォグランプにも損傷があります。レンズ類に傷がある場合、基本的には交換になります。

ボンネットを開けてみると先端の鈑金が必要です。

樹脂製のフェンダーも割れてしまっているので交換です。

骨格にも損傷が及んでいます。

骨格周りの付属品を外して、内部を鈑金します。

修理したボンネットと左右ドアをオーバーことのため塗装します。

左右フェンダーも交換のため塗装します。新品は塗装してありません。

組付け、磨きを終えて完成といいたいところですが...。

衝突被害軽減用の赤外線レーダーがついているので調整します。(エイミング)

診断機をセットしてレーダーの向きを確認します。

診断機の数値を確認しながら調整して、本当の意味で完成となります。
板金修理 事例紹介
ドアの記事
修理金額は修理当時のものとなります。
物価変動の関係上、現在の金額とは異なる場合がありますので、予めご承知おきください。
2020年02月17日
2019年12月06日

スイフト側面の損傷です。相手の車両の全面との衝突です。

左前ドアは交換になります。

左後ドアも交換になります。サイドシェル、クォーターパネルも交換です。

左後ドアは浮いてしまっています。

左後ドアの付け根の部分であるセンターピラーのも損傷があります。

クォーターパネルの内側まで損傷が及んでいるためフレーム修正機で引き作業します。

センターピラーもフレーム修正機で引き出します。

サイドシェル、クォーターといった溶接パネルを外したところです。

センターピラーの内側まで損傷が及んでいたため引き出します。

新品のクォータパネルを、つなぎ合わせる形にカットします。

サイドシェル、クォーターパネルを溶接して、パテで成形します。

成形したら、下地のサフェーサーを塗装します。

サイドシェルの下部は石跳ねなどでキズが付きやすいのでチッピング塗装します。

マスキングして塗装ブースの中で塗装します。

フェンダーにキズはないですがドアとの色の違いを無くすためオーバーコートします。

クォーターパネルとランプハウジングの境目にはシーリングします。

今回、左前ドアは中古パーツ使用のため、キズを修理して塗装します。

左後ドアも同様に中古パーツのため修理して塗装します。

塗装後、乾燥して組付け、磨きで作業完了です。

今回の作業は前後ドアをリサイクル使用して技術料¥313,620
部品代¥139,450
という金額です。
