アクティーバンの事故修理です。
追突の被害事故です。
バックドアの凹みがひどいです。
バックドアは交換です。バンパーに変形があり、交換します。
バンパーの内側も確認が必要です。バンパーを外したところです。
バンパー内側のボディーにも損傷がありました。
鈑金が必要です。左角にも損傷が確認できます。
こちらも鈑金が必要となります。かたい部分なのでフレーム修正機を使用して修復していきます。
左角も同様に修復します。
塗装の下地処理をします。
塗料が飛び散らないようにマスキングして塗装します。
バックドアの新品は塗装がされていないので修理工場で塗装します。
バンパーは色付きの新品でした。
バックカメラの配線のため加工しました。キーシリンダーのステーを修理しました。
診断機を接続して、電気的な問題がないかチェックします。
部品を組み付けて完成です。
今回の修理は対物保険での修理で、部品代¥143,777(税抜)、工賃合計¥276,917(税抜)、合計¥420,694(税抜)でした。
パネル類の記事
修理金額は修理当時のものとなります。
物価変動の関係上、現在の金額とは異なる場合がありますので、予めご承知おきください。
ステップワゴンの事故修理です。
追突の被害事故です。
バックドアに凹みがあります。
バックドアは鈑金で修理します。バンパーは交換して、バンパーの内側は鈑金が必要と思われます。
バックドアを鈑金し、パテを塗っています。
バンパー内側のボディーにも損傷がありました。バンパーを固定するアッパビーム。
交換が必要です。損傷がひどい場合は修正機を使いますが、今回はスライディングハンマーで修正をします。
塗装部分の下処理をしています。
下処理の上に塗装をします。
新品のアッパービームも塗装します。
診断機を接続して、電気的な問題がないかチェックします。
部品を組み上げて完成です。
今回の修理は、部品代¥54,554(税抜)、工賃¥115,539(税抜)、合計¥170,093でした。
スイフト側面の損傷です。相手の車両の全面との衝突です。
左前ドアは交換になります。
左後ドアも交換になります。サイドシェル、クォーターパネルも交換です。
左後ドアは浮いてしまっています。
左後ドアの付け根の部分であるセンターピラーのも損傷があります。
クォーターパネルの内側まで損傷が及んでいるためフレーム修正機で引き作業します。
センターピラーもフレーム修正機で引き出します。
サイドシェル、クォーターといった溶接パネルを外したところです。
センターピラーの内側まで損傷が及んでいたため引き出します。
新品のクォータパネルを、つなぎ合わせる形にカットします。
サイドシェル、クォーターパネルを溶接して、パテで成形します。
成形したら、下地のサフェーサーを塗装します。
サイドシェルの下部は石跳ねなどでキズが付きやすいのでチッピング塗装します。
マスキングして塗装ブースの中で塗装します。
フェンダーにキズはないですがドアとの色の違いを無くすためオーバーコートします。
クォーターパネルとランプハウジングの境目にはシーリングします。
今回、左前ドアは中古パーツ使用のため、キズを修理して塗装します。
左後ドアも同様に中古パーツのため修理して塗装します。
塗装後、乾燥して組付け、磨きで作業完了です。
今回の作業は前後ドアをリサイクル使用して技術料¥313,620
部品代¥139,450
という金額です。
プジョー308の事故修理です。
右の前方を損傷しています。
今回の修理は、保険を使用しての修理のため損害に見落としがないかチェックします。損傷は主にフロントバンパーと右フロントフェンダーですが、バンパーに組み込まれたランプ類も損傷しています。
損害をアップでよく見ていくと、バンパーの上側のヘッドライトにもキズがあります。
ランプ類はキズがあると基本的には交換になります。更に見ていくとバンパーの下部にもキズがあります。
キズの形状から今回の事故とは関係ないと判断できます。フロントバンパーは交換で、フェンダーは修理で作業することを選択しました。
バンパーは交換なので下部のキズも保険でなおります。フロントバンパーを外してみるとフェンダーの取り付け部先端が変形しています。
ちなみにこの車のフェンダーは樹脂です。バンパー取り付け部のリテーナーという小部品が割れてしまっています。
この部品が割れていると、バンパーがきちんとつかないので交換となります。少しわかりづらいと思いますが、フェンダーの奥の取り付け部分の相手方、フェンダーエプロンも変形しています。
ここも修理しないと隙間ができてしまいます。フェンダーは樹脂なので修正して下地処理したあります。
フェンダーエプロンも元の位置に修正しました。仮組して微調整も終わり、塗装に移ります。塗装ブースの中で塗装します。
新品のバンパーには付属品が何もついていません。
表面に細かくキズをつけて塗装の乗りを良くしますフェンダーの部分も同様に細かくキズ付けます。
今回、フェンダーはボディにつけたまま塗装するので、まわりに塗装が付かないようにマスキングします。塗装が終わったら赤外線で強制乾燥させます。
組付けと磨きを行い完成です。
今回の修理代は外車ということもあり334,590円と高額になりました。部品が高いことが大きいですが、自費での修理の場合、ライトをそのままにしてバンパーを修理でいけば10万円くらいは安くできます。
ご予算に応じた修理がモットーです。
スイフトの前部損傷です。運転席側への入力が大きいです。右前フェンダーが後退してしまっています。
このような場合、内部骨格部分へ損傷は波及しておりフレーム修正機による修理が必要となります。この骨格部分の修理がきちんとなされていないとヘッドライトの位置が狂ってしまったり、バンパーとボンネット、フェンダーの隙間がずれてしまいます。
バンパーとヘッドライトを外してみると右前部分が後退していること、車の前部が右に振ってしまっていることが分かります。
車両の寸法図を基にフレーム修正機を使い骨格を修理していきます。損傷がひどくない部分に関してはスライディングハンマー等を用いて修理します。今回、バンパ―ホースメントという最前面にある部品以外の骨格は修理で直せました。
骨格の鈑金が終わったら下地処理をして塗装します。今回はメカニカルパーツとしてエアコンのコンデンサーやウォッシャータンクが破損していたので交換しました。エアコンの真空引きも必要です。鈑金塗装の技術者はメカニカルの知識と技術もないと完璧に車は修理できません。
外板パネルの塗装をします。塗装ブースという設備の中で行い、ゴミや埃の付着がないようにします。新品部品には色が付いていないため、修理工場で調色して色を合わせます。塗装の色はもちろん塗装の肌も元の状態に合わせていきます。塗装の後は赤外線で強制乾燥させます。
組み付けをして完成です。
今回は車両保険を使用して、すべて新品部品を使用しての修理となりました。修理金額は合計518,572円(税抜き)です。内訳は部品代¥309,020(税抜き)、技術料¥209,552(税抜き)となります。
リサイクルパーツを使用して修理しても技術料が約21万となるため、今回のような場合は保険使用をお勧めします。