サカイモーター

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車検のコバック・坂井モーター株式会社

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板金修理 事例紹介

普通の記事

修理金額は修理当時のものとなります。
物価変動の関係上、現在の金額とは異なる場合がありますので、予めご承知おきください。

修理事例 プリウス後ろ廻り
  • 今回も後ろ廻りの損傷です。衝突被害軽減ブレーキが普及してきても、やはり追突事故は多いと感じます。

  • 損傷の入力は右寄りです。バンパーが外れかかっており、内部損傷がひどいと予想されます。

  • バンパーを外してみると、案の定バックパネルまで損害が及んでいます。このくらい凹んでいると交換になります。

  • さらには、リアフロアーや右ランプハウジングまで損傷しており、シーリング剤もはがれています。

  • 修理するとき溶接するため、ハイブリッドシステムに異常が出ないようにメインバッテリーのサービスプラグを外し電圧を遮断します。

  • まずは粗出しです。今回も人間の力では元に戻らないため、修正機を使用して修理します。

  • 右側の損害が大きいのでテールランプを外し、ランプハウジングも粗出しします。これをしないとバックパネルが付きません。

  • バックパネルを外したところです。スポット溶接で固定されているため、一つ一つの溶接部をスポットカッターで外します。

  • リアフロアやサイドメンバも変形があるため、修正機で引き出します。

  • 車には寸法図というものが車種ごとにあるため、寸法を基に引き出して修理します。

  • フロアの引き作業が終わり、寸法が規定値になったので、新品のバックパネルを溶接しました。

  • 後ろからの追突被害でしたが、外板パネルである右リアのクォーターパネルにまで歪が出ていたため修理しました。

  • シーリング剤も剥がれてしまうので、シーリングもし直します。これがきちんと出来ていないと錆の発生や雨漏りの原因となります。

  • 塗装ブースにて塗装します。今回の色は染まりが悪く、低隠蔽の塗色だったため下色を先に塗装します。

  • この型のプリウスはバックドアが大きく塗装の際に固定しにくいです。

  • 塗装が終わったら、赤外線で強制乾燥させます。強制乾燥させないと化学反応が起きずに完全硬化しません。

  • この車は社外品のバックカメラが付いていたため、古いドアから型を取って穴をあけてカメラを固定します。

  • リアバンパーも交換ですが色のついた状態で部品が支給されました。
    ただ、オプション品のコーナーセンサーが付いています。

  • 古いバンパーから型を取って、新品に穴をあけます。バックドアもバンパーも穴をあけた後やり直しは出来ないので慎重になります。

  • バックドアにガーニッシュがついているので古いドアから移植します。両面テープの剥離が時間がかかり大変です。

  • 組付けして、塗装面を磨いたら外観は完成です。

  • コンピューターやセンサーに問題があるか目視では分からないため、診断機を使用してシステムチェックをします。

  • 異常コードを何点か拾っていたので、一つ一つ確認後にコードを消去します。

  • 異常コードを消去して、機能的にも外観的にも完璧に修理が完了しました。今回の修理金額は¥550,694円となりました。

修理事例 レガシーのフロントガラスとインパネ交換
  • 今回はフロントガラスの損傷です。ヒビが入ってしまったガラスは交換します。

  • 外側から物がぶつかったのではなく、荷物が内側からぶつかっての損傷でした。

  • ガラスだけでなく、インパネも傷ついていたので交換します。

  • インパネを外したところです。配線が入り組んでいます。

  • 社外のナビが付いていたため、配線がより多く付いていました。

  • バックカメラ用の配線もナビにつながっているので、接続部で外します。

  • 新品のインパネに、外したインパネの付属品を取り付けます。

  • オーディオカバーの付属品も付け替えます。新品部品には何もついていません。

  • 社外のETCが付いていたので、これも移植しました。

  • ガラスを交換します。アイサイトが付いているので、カメラの調整が必要です。

  • それ以外にも配線を外したので、異常コードがCPUに記録されてしまいます。

  • 診断機でリセットします。最近の車は、電子的に修理が出来ているかの確認も必要です。

修理事例 スイフト
  • スイフト側面の損傷です。相手の車両の全面との衝突です。

  • 左前ドアは交換になります。

  • 左後ドアも交換になります。サイドシェル、クォーターパネルも交換です。

  • 左後ドアは浮いてしまっています。

  • 左後ドアの付け根の部分であるセンターピラーのも損傷があります。

  • クォーターパネルの内側まで損傷が及んでいるためフレーム修正機で引き作業します。

  • センターピラーもフレーム修正機で引き出します。

  • サイドシェル、クォーターといった溶接パネルを外したところです。

  • センターピラーの内側まで損傷が及んでいたため引き出します。

  • 新品のクォータパネルを、つなぎ合わせる形にカットします。

  • サイドシェル、クォーターパネルを溶接して、パテで成形します。

  • 成形したら、下地のサフェーサーを塗装します。

  • サイドシェルの下部は石跳ねなどでキズが付きやすいのでチッピング塗装します。

  • マスキングして塗装ブースの中で塗装します。

  • フェンダーにキズはないですがドアとの色の違いを無くすためオーバーコートします。

  • クォーターパネルとランプハウジングの境目にはシーリングします。

  • 今回、左前ドアは中古パーツ使用のため、キズを修理して塗装します。

  • 左後ドアも同様に中古パーツのため修理して塗装します。

  • 塗装後、乾燥して組付け、磨きで作業完了です。

  • 今回の作業は前後ドアをリサイクル使用して技術料¥313,620
    部品代¥139,450
    という金額です。

修理事例 プジョー308
  • プジョー308の事故修理です。
    右の前方を損傷しています。
    今回の修理は、保険を使用しての修理のため損害に見落としがないかチェックします。

  • 損傷は主にフロントバンパーと右フロントフェンダーですが、バンパーに組み込まれたランプ類も損傷しています。

  • 損害をアップでよく見ていくと、バンパーの上側のヘッドライトにもキズがあります。
    ランプ類はキズがあると基本的には交換になります。

  • 更に見ていくとバンパーの下部にもキズがあります。
    キズの形状から今回の事故とは関係ないと判断できます。

  • フロントバンパーは交換で、フェンダーは修理で作業することを選択しました。
    バンパーは交換なので下部のキズも保険でなおります。

  • フロントバンパーを外してみるとフェンダーの取り付け部先端が変形しています。
    ちなみにこの車のフェンダーは樹脂です。

  • バンパー取り付け部のリテーナーという小部品が割れてしまっています。
    この部品が割れていると、バンパーがきちんとつかないので交換となります。

  • 少しわかりづらいと思いますが、フェンダーの奥の取り付け部分の相手方、フェンダーエプロンも変形しています。
    ここも修理しないと隙間ができてしまいます。

  • フェンダーは樹脂なので修正して下地処理したあります。
    フェンダーエプロンも元の位置に修正しました。仮組して微調整も終わり、塗装に移ります。

  •  

  • 塗装ブースの中で塗装します。
    新品のバンパーには付属品が何もついていません。
    表面に細かくキズをつけて塗装の乗りを良くします

  • フェンダーの部分も同様に細かくキズ付けます。
    今回、フェンダーはボディにつけたまま塗装するので、まわりに塗装が付かないようにマスキングします。

  • 塗装が終わったら赤外線で強制乾燥させます。
    組付けと磨きを行い完成です。
    今回の修理代は外車ということもあり334,590円と高額になりました。

  • 部品が高いことが大きいですが、自費での修理の場合、ライトをそのままにしてバンパーを修理でいけば10万円くらいは安くできます。
    ご予算に応じた修理がモットーです。

修理事例 スイフト

スイフトの前部損傷です。運転席側への入力が大きいです。右前フェンダーが後退してしまっています。
このような場合、内部骨格部分へ損傷は波及しておりフレーム修正機による修理が必要となります。この骨格部分の修理がきちんとなされていないとヘッドライトの位置が狂ってしまったり、バンパーとボンネット、フェンダーの隙間がずれてしまいます。

バンパーとヘッドライトを外してみると右前部分が後退していること、車の前部が右に振ってしまっていることが分かります。

車両の寸法図を基にフレーム修正機を使い骨格を修理していきます。損傷がひどくない部分に関してはスライディングハンマー等を用いて修理します。今回、バンパ―ホースメントという最前面にある部品以外の骨格は修理で直せました。

骨格の鈑金が終わったら下地処理をして塗装します。今回はメカニカルパーツとしてエアコンのコンデンサーやウォッシャータンクが破損していたので交換しました。エアコンの真空引きも必要です。鈑金塗装の技術者はメカニカルの知識と技術もないと完璧に車は修理できません。

外板パネルの塗装をします。塗装ブースという設備の中で行い、ゴミや埃の付着がないようにします。新品部品には色が付いていないため、修理工場で調色して色を合わせます。塗装の色はもちろん塗装の肌も元の状態に合わせていきます。塗装の後は赤外線で強制乾燥させます。

組み付けをして完成です。
今回は車両保険を使用して、すべて新品部品を使用しての修理となりました。修理金額は合計518,572円(税抜き)です。内訳は部品代¥309,020(税抜き)、技術料¥209,552(税抜き)となります。
リサイクルパーツを使用して修理しても技術料が約21万となるため、今回のような場合は保険使用をお勧めします。

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