2017年11月12日
今日は大型トラックのエアサスペンション(エアサス)の修理をしました。
交換した部品は写真のエアスプリング(エアベローズと言ったりしていますが)です。
下の写真を見ていただくと分かりますが以前(15~20年ぐらい前)はリーフスプリング(板のばねを積み重ねたもの)が主流でしたが最近はエアサスの車両がとても多くなってきました。
しかし、ダンプカーや作業車などは今もほとんどがリーフスプリングの車両です。
エアサスの車両は振動が少なく荷台の安定性が良いため精密部品などを運ぶのに適しており荷主からエアサス車を
指定されることもあるようです。
また、荷台の床面の高さをある程度の範囲で降ろす場所の高さに合わせて上下させることができるので便利です。
エアスプリングはゴム製で中は圧縮した空気が入っているためゴムが劣化してくるとエア漏れを起こしたりするので
交換作業が出てきます。
今回はゴムではない上部よりのエア漏れによる交換作業でした。
今回の車両もそうですがフロント(前)はリーフスプリング、リヤ(後2軸)はエアサス仕様がよく入庫してきます。
前後すべてがエアサスの車両もありますが当社へ入庫してくる車両は少ないです。
今回は後2箇所交換して作業は終了しました。