鈑金・塗装の技術の記事

エコパーツについて

鈑金塗装部門の箕浦と申しますが、今回はエコパーツについてです。

エコパーツとは何ぞやということですが、一昔前はリサイクルーパーツと言っていました中古部品のことです。

 

皆さんご存知か分かりませんが、自動車の新品パーツは塗装がされていません。

(バンパーなどの樹脂部品は塗装されているものもあります)

これは坂井モーターで修理する場合だけでなく、ディーラーさんでもどこでもいっしょです。

 

これはフェンダーですが、こんな状態で色がついていないのが新品パーツです。

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対してエコパーツは、こんな風に色がついています。

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更には、よく見るとウインカーランプやリテーナまで付いています。

(更によく見るとエコパーツではなくリサイクルパーツと箱に書かれています( ;∀;))

 

鈑金塗装は修理代が高いといわれていますが、修理金額の50%が部品代で工賃が50%くらいです。更には工賃の60%程度が塗装代なので、エコパーツを使用して塗装をしなければ修理代は驚くほど安くなります。

ちなみにエコパーツの価格は最大で新品パーツの70%です。

計算式は

新品パーツでの修理×50%=新品での工賃×40%=エコパーツの工賃

               +

新品パーツでの修理×50%=新品パーツ代×70%=エコパーツの値段

               =

エコパーツで塗装をしない場合の修理代となります。

※必ずこうなるのではなく目安です!!

 

なんだかややこしいですが、お財布に優しいですよね。

ただし、多少のキズやへこみはそのままです。

 

話がそれてしまいましたが、エコパーツと呼び名が変わってきたのは、お財布に対してのエコではなくて地球環境に対してのエコですよという意味です。

エコパーツを使用すると自動車のバンパー1本で10KgのCO²が削減できるそうです。

もし鈑金塗装の修理をする場合、これを機会にお近くのコバックでエコパーツを使用してみましょう!!

 

 

 

無保険車について

鈑金塗装部門の箕浦ですが、今回は無保険車について思うことです。

みなさん任意保険に加入されていると思いますが、実際には10%の方々が任意保険に未加入だそうです。

こないだも追突被害に遭われたお客さまで、相手が任意保険に加入しておらず「お金が払えない」と言われ困っている方がいました。

後ろ周りの損害で約40万円ほど修理代がかかり、自分の車両保険を使用すると3等級ダウンで保険料も3年間上がってしまいます。当然、本人が悪いわけでないので車両保険は使いたくありません。

しかも、無過失事故の場合、自分の加入している保険会社は間に入れません。このような場合、自分で相手と交渉していかなければいけないのです。

本当に踏んだり蹴ったりとはこのことだと思います。何かいい手はないかと考えましたがこればかりはどうにもできませんでした。

結局、相手の方がローンを組んで修理代を払うとのことになったため今回の件はおさまりそうです。

自動ブレーキの普及で事故が減る世の中ですが、現実はまだまだ事故は起きます。

このような時に、車両保険に車両無過失特約が付いているとノーカウント事故(等級が下がらず保険料の値上がりもない)で車両保険が使えるそうです。

これは是非入っていた方がいいと思われる特約なので、興味がある方はお近くのコバックまでお問い合わせください。

こんな修理もします!!

鈑金塗装部門の箕浦と申します。

 

今回はこんな修理の実例をご紹介します。

社外品のサイドスポイラーですが、新品だと未塗装の状態で8万円以上になります。送料や塗装、組み付け代を入れると10万円以上になってしまいます。

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このような樹脂の部品は割れてしまっていたり変形が激しいと交換になっしまいますが、今回は金額が金額なので交換ではなく修理を選択しました。

 

まず、サイドスポイラーを外して割れて変形している箇所を固定します。

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 固定したまま熱をかけて変形を直していきます。

IMGP7666.JPG

 

割れている部分の裏側をカーボンシートで補強します。

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表面はパテを付けて成型していきます。

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塗装の前に下地であるサフェーサーを塗装します。乾燥したら水研ぎします。

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塗装したら乾燥して組み付けです。

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今回、修理代は税込みで38,000円の修理で、お客様には「新品みたいだね」と大変喜んでいただきました。

保険事故が主な仕事の中で修理できるものでも価格の問題やお客様の気分の問題で交換することが多い樹脂部品ですが、こんな風に喜んでもらえると、こういった技術を廃れさせたらいかんなぁと思います。

自動ブレーキなどの技術進歩で鈑金塗装が減少していくなかで技術の継承する技術者も減っていってしまうのかという思いと、事故が無くなれば嫌な思いをする人も減るのかと思うと複雑な心境です。

 

 

鈑金塗装部門です

こんにちは、豊岡テクノセンターの箕浦と申します。

 

今回は鈑金塗装の修理事例をご紹介します。

 

ホンダ S2000 右側面の損傷

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右ドアと右クォータパネル、右ロッカーパネル交換です。左右フェンダーとボンネットフードにも割れたガラスが飛散して傷ついています。

ドアのガラスが割れて室内にもガラスの破片が飛び散っている状況です。

 

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まずは、ボルトでとまっている前後バンパーと右Frフェンダ、右ドアを取り外します。

 

車両を4点で固定してフレーム修正機で粗出しをします。

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 DSCF1046.JPG

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ロッカーパネルやクォーターパネルは溶接でとまっているうえに2重構造になっっているため、外側のパネルをカットして引いています。

修正機で引き作業を行いながら寸法を計測しますが、引っ張っている時と力を緩めた時では寸法が異なるため、どの程度修正機を緩めたら骨格が戻るのかを計算しながら作業するのが技術者の腕の見せ所です。

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右側面の外板パネルをすべて外して骨格の寸法をミリ単位で計測、この工程までがいい加減だと組み付けの際に隙間が合わずに品質が落ちます。ここから折り返し地点です。次に元の形に復元作業を行っていきます。

 

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ロッカーパネルとクォーターパネルを溶接します。この時点でフェンダーやドアなどを一度仮組して精度を出します。

 

鈑金工程が終わったのでいよいよ塗装工程に入ります。

 

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ロッカーパネルの下部には防音や飛び石傷を防ぐためチッピング塗装を施します。

 

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塗装ブースの中で外板パネルを塗装します。今回の塗膜はソリッドなので、隣接パネルへのオーバーコートはしません。調色がいい加減だと色の違いが出てしまいます。調色の際に白い色を見ながら技術者は「黄色いなぁ」とか「赤いなぁ」「黒いなぁ」と言いながら行っています。一般の人が聞いたら「白だよ」って突っ込まれそうですね。

また、塗装の際には塗り肌を元の状態と合わせることが重要で、これがあってないと査定をする人間や同業者から「下手だな」と思われるので技術者の腕の見せ所です。

 

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塗装が終わったら乾燥させて組み付けたら完成です。ちなみにドアなどの外板パネルは塗装されておらず、ガラスや内張、パワーウインドモーターやロックなど何もついていない状態で支給されます。これは、ディーラーさんでもどこでも同じです。

 

DSCF1202.JPG

 組み付けが終わると磨き作業でゴミやブツを取り除きます。

最後に外観と機能チェック、トーイン測定、走行テスト、CPU診断を行い総合的に確認をして問題がなければお客様の元にお渡ししています。

 

今回の修理費用は技術費用¥375,380、部品代¥432,140で合計金額¥807,520(税抜き)でした。

 

 

個人的にはこういう走る車が好きなので修理が終わって完成した車両を見るとうれしくなります。

ここまでは自己満足ですが、実際にお客様が喜んでくれると更にうれしくなります。

鈑金塗装はいつでもマイナスからのスタートなので、大変なことも多々ありますが一件一件にプラスになることができたらという思いで仕事をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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