燃料電池自動車
またしても、久しぶりの投稿になってしまいました。
昨年の12月には、2回目のホノルルマラソンに参加しました。
現地のホテルでは、間寛平さんや有森裕子さんに会いましたよ。
マラソンの話は機会があったらということで、
8日・9日と整備関係企業の方々と東京方面に研修視察に行ってきました。昨日は、横浜の大黒町にあるJHFCパークという所に行き、燃料電池自動車に乗ってきました。簡単に言うと水素を燃料として触媒を通して発電してモーターを回す電気自動車です。
感想としては、加速もいいし、環境にも良くて中々良さそうな車ですね。
現在はまだ非常に高額で耐久性などにも問題が多く実用化は先のことですが、性能や技術的な問題はいずれは解決されていくでしょう。
しかし、普及に欠かせない低価格化に必要な量産化にはインフラの面でハードルが高そうですね。例えば、車1台に水素を充填する場合、充填圧力を35MPaで行うと5~6分で出来るのが、多量の水素を充填するために70MPaで充填すると50分位かかるそうです。圧力が高く熱が発生する為です。このように水素の持つ特性から製造・輸送・保管等で非常に非効率なのです。この燃料電池自動車を普及させるためには、莫大な投資が必要になるでしょうね。
余程の技術革新でもない限り、普及の可能性は限りなく低いと実感しました。
当面は、電気自動車ですかね。
電気自動車は走行距離が短いから、電気自動車とCNG車かLPG車の使い分けかな。
環境や資源の為に研究もしなくてはならないのかもしれないけど、
『何だかなぁ~!』って気がしました。
無駄にならなきゃいいけど。
因みに、施設は経済産業省の外郭団体の(財)日本自動車研究所という所で、所長は天下りのような感じの方でした。