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車検のコバック・坂井モーター社長が日々のことを書き記します。

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2020年8月 8日

withコロナ

先日、会議の際に、社員に聞きました。「3密」ってどんなことですか?

え~っと!

密着、・・・密室?、・・・密集?・・・換気??? 

助け船が入って、「密閉・密集・密接」です。

では、これを防止する方法は?

え~っと! 換気、・・・距離を取ること、ディスタンスです。・・・密接は・・・離れる??・・・

こんな返答が返ってきました。

距離を取ることと換気は重要ですが、密接に対してはマスクや飛沫防止用品が重要でしょう。

このブログを読まれた方、お近くの方に聞いてみて下さい。

「3密」と「3密防止策」が直ぐに答えられる方が、どの位いるでしょうか?

浜松では接待を伴う飲食店で100人を超えるクラスターが発生しました。

そこで、地元紙の静岡新聞を見てみるとクラスターの原因が明らかになりました。

以前のブログに書いた通りのことが起きていました。

7月14日の記事には、飲食店は30人以上を収容でき、感染予防策で店内の換気、消毒、検温などを実施していたが、

従業員は接客時にマスクやフェースシールドは付けていなかった。

7月25日の記事には、手品家浜松店は客がマジックを楽しみながら飲酒する店。店内消毒は行っていたが、従業員は

マスクなどは着けていなかった。

同25日の記事には、両店とも一定の予防策を講じていたというが、感染を防げなかった。

手品家の関係者によると、マジックの披露時に客との距離を取ったり、無言のパフォーマンスを披露したりとコロ

ナ対策を講じていたという。関係者は、「常連客の中に感染者がいた可能性が高いが、事前には把握しようがな

い」と語る。ラウンジ。利用経験のある市内の男性によれば、店内はワンフロアでカウンターとテーブル越しに女

性キャストと会話を楽しむ。男性は「接待を伴う店でマスク着用は現実的ではない。無症状の感染者から広がった

としたら手の打ちようが無いのでは」と話す。市によると、店内の換気や消毒、来店客の検温は実施していたとい

う。

7月28日の記事には、「まさか、私が感染するなんて...」

感染対策として店内の換気や消毒液の設置を実施した。「県外からの客は入れていなかったから安心していた。こ

んなことになってびっくりしている」これまで度と同じように接客していたという女性従業員はうつむいた。飲食

を伴う場のため、従業員も客もマスクを着用するには限界があった。女性経営者も、感染力の強さとともに対策の

難しさを語る。「対策をしていたつもりだけど、こんなにも感染が広がってしまうなんて」

接客を伴う飲食店でのクラスター発生は福岡市や名古屋市など各地で相次いでいる。全国社交飲食業生活衛生同業

組合連合会は6月に社交飲食業での感染拡大予防ガイドラインを策定し、業界に対人距離の確保や遮蔽版の設置、マ

スクの着用などを求めた。

8月1日の記事には、新型コロナウィルスのクラスターは熱海市と浜松市に続き富士市でも31日に発生が確認され

た。いずれもカラオケや接待を伴う飲食店。マスクなしでの会話や歌唱が集団感染の要因ともされ、県内の同業店

舗では飛沫予防策を強化する動きが加速している。

静香氏の繁華街でラウンジを経営する女性は、女性スタッフの判断に任せてきたフェースガードの「着用徹底を進

める」と話す。業界団体が6月に発表したガイドラインにも明記された対応だ。これまでに、テーブル席の間なのに

パーティションや空気清浄機を配置し、対策への自負はあった。

繁華街関係者の危機感は強い。ある接待を伴う飲食店は緊急事態宣言で強いられた休業はもう避けたい。「また、

となれば死活問題。フェースガードは『化粧が取れる』とキャスト(女性)に不評だが、そうも言っていられない」

如何でしょうか?

感染防止策を取っていたという店でも、その対策は十分なものではなかったことが判ります。

接待が伴う飲食店では、マスクの着用は現実的ではないとか、キャスト(女性)に不評とは解っていても、死活問題と

なれば経営者も決断せざるを得ないのです。また、換気や消毒、検温などは重要なことです。しかし、消毒や検温

は過去に発生した飛沫や感染に対応するものなのです。検温で37.5度以上の熱がある方は、既に発症している訳で

す。感染は発症前から起こり、発症の2日前か半日前が最も感染の危険性が高いと云われています。だからこそ、無

症状の感染者に対する備えが求められるのです。

それこそが、「3密」防止策です。距離を取ること、換気をすること、飛沫を浴びない・浴びさせない様にマスクか

ボードなどの設置だと考えます。

このことを実行すれば、お客も無闇に感染を恐れることなく飲食店を利用することが出来ます。同時に、コロナ感

染に対する正しい知識、そしてどういう行為が危なくて、何に気を付ければ問題ないかといった感染防止策を市民

へ繰返し説明することではないでしょうか。

そうすれば、飲食店も観光地も業績回復に向かって、日本経済はV字回復だ~!

それが、withコロナではないかと考えます。

withコロナ 正しい知識と 賢い行動

2020年8月14日

コロナ感染対策に必要なこと

8月11日付静岡新聞の夕刊に、同志社大学の中谷内一也教授らが行ったアンケート結果が載っていました。

マスクをつける動機(静新)IMG_3108.jpgこの記事によると、感染者の増加が続いた3月下旬、マスク着用の理由や頻度

を訪ねた。「感染すると症状が深刻になる」「やれる対策はやっておく」など

の理由が、それぞれマスクの着用頻度にどの程度影響するかを算出した。

指標(最高は1)を算出したところ、断トツ1位は「人が着けているから」で

0.44、2番目は「不安の緩和」が0.16だった。

「自分の感染防止」や本来の効果とされる「他人の感染防止」は0近くでほぼ関係がないとされた。

マスクは「みんなが着けるから」自分も着けるらしいとのことである。いやはやですね。

毎日々、テレビや新聞ではコロナの話題ばかりで、誰しも「不安」を感じていると思います。

そうした時、私たちは直ぐに「答え」を知ろうとします。テレビを見たり。友人や知人に聞いたり、SNSを見た

りして自分なりに「答え」になりそうなことを受入れて実践するんじゃないですかね。

その「答え」が間違っていても、理解していなくても。

だから、接待を伴う飲食店やカラオケハウスなどで誤った「感染防止対策」が取られるるんじゃないですかね。

近頃では、新聞を購読していない家庭が大半を占めているようですが、文章を読むようにしないと読解力や理解力

が付いていかないのではないですかね。

前回か前々回に、行政が誰にでもわかる様に「コロナ感染対策」を示さないとだめだと書きましたが、13日の静岡

新聞に、「県が過去の事例などを基にまとめた感染リスクを下げる対策」が掲載されました。

感染リスクを下げる対策 (静岡県) IMG_3105 (2).jpg静岡新聞ももっと大きく掲載すればいいのに。

解かり易く具体的にというのは、色々な意味で難しいのは解りますが、私たち

国民に伝えるには、難しい専門用語やカタカナ語では、具体的に理解できな

いのです。理解できないことは行動に移せないのですね。

ソーシャルディスタンスって、どの位?

3密ってどう言うこと?

3密防止ってどうすれば良いの?