デフレの正体
尖閣諸島で公務執行妨害で逮捕された中国人船長が処分保留で釈放されましたが、将来に禍根を残さなければいいがと気がかりです。
外交とは、国益を求めた鬩ぎ合いであり戦いである訳ですから、国民の為にも勝たなくてはなりません。
何が勝利なのか?その勝利の為に、どの様に戦って、どの様に終わらせるか、戦略を描かなくてはなりませんのね。
菅政権。最初の勢いは何処へやら。今回は、トホホでしたね。
その菅政権が打ち出す成長戦略は大丈夫でしょうか?
先日、藻谷浩介著「デフレの正体」(角川書店)を読みました。将に目からウロコでした。
「少子高齢化」、何となく解っているつもりだったことが、何も理解していなかったことを思い知らされました。
40年にも及ぶ少子化がもたらす「生産年齢人口」の減少と高齢者の激増。
この「日本人の高齢化」がもたらす、凄まじいばかりの消費の減少が景気停滞の原因だったのです。
これでは、いくら待っていても景気が上向かない筈ですよね。その内景気が良くなるだろうなんて考えていたら間違いなく・・・・
政府に頼るのではなく、一人一人が自立(自律)しないと生き残ることが難しい時代に突入しましたね。
一緒に考えましょう。