コロナ対策に思う
もう2月になるというのに大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
この調子だと今年もブログのアップはパラパラかもしれませんが、宜しくお願いしますね。
さて、今年に入ってコロナの感染が爆発的に増えていますね。感染力が強いオミクロン株が中心の様です。
静岡県でもまん延防止重点措置が発令されました。またまた自粛自粛のオンパレードです。
そこで、浜松市におけるコロナの感染状況を浜松市のデータを基に調べてみました。
浜松市ではコロナの感染者が昨日までに9,774人います。これをほとんど発生していなかった昨年とオミクロン株が
発生し出した今年からを分けてみました。昨年の12月末迄の感染者は5,385人で今年に入ってからのオミクロン株と
考えられる感染者数は4,388人です。1,000人程の差ですがオミクロン株による感染は今月1ヶ月ですから
オミクロン株の感染力が如何に強いか判りますね。
これらを無症状者・軽症者・中等症者・重症者に分けてみました。
12月迄の感染者の状況は、無症状者は1,003人で18.6%、軽症者は4,233人で78.6%、中等症者が133人の2.47%、
重症者は10人で0.19%でした。その他不明の方が6人ほどいます。一方、今年に入ってからの状況は、無症状者は
443人で10.1%、軽症者は3,922人で89.4%、中等症は22人で0.5%、重症者は1人で0.023%でした。
これを見るとオミクロン株による感染者の状況は、デルタ株に比べて病状が軽くなっていることが見て取れます。
無症状者が18.6%から10.1%に8ポイント減り、軽症者は78.6%から89.4%へ11ポイント増えていますね。
何らかの症状が出るんでしょうね。更に、中等症者は2.47%から0.5%へ約5分の1に、重症者は0.19%から
0.023%へ10分の1程になっていることからも中等症と重症者は明らかに減少していることが判ります。
しかしながら、中等症や重症者から亡くなった方が多数いますので十分な警戒を必要としますが、
こうした状況を見てみると、今後の感染対策を考える上でいくつかの示唆を与えてくれている様にも思います。
先ずは、医療、検査、隔離の在り方ですね。入院の必要性や期間、退院に対する検査等の再検討は必要でしょう
ね。濃厚接触者も含めて隔離期間の検討も必要でしょう。
また、感染対策一辺倒ではなく経済を廻して行くことにも合わせて考える必要があると思いますが、
如何でしょうかね。