8月11日付静岡新聞の夕刊に、同志社大学の中谷内一也教授らが行ったアンケート結果が載っていました。
この記事によると、感染者の増加が続いた3月下旬、マスク着用の理由や頻度
を訪ねた。「感染すると症状が深刻になる」「やれる対策はやっておく」など
の理由が、それぞれマスクの着用頻度にどの程度影響するかを算出した。
指標(最高は1)を算出したところ、断トツ1位は「人が着けているから」で
0.44、2番目は「不安の緩和」が0.16だった。
「自分の感染防止」や本来の効果とされる「他人の感染防止」は0近くでほぼ関係がないとされた。
マスクは「みんなが着けるから」自分も着けるらしいとのことである。いやはやですね。
毎日々、テレビや新聞ではコロナの話題ばかりで、誰しも「不安」を感じていると思います。
そうした時、私たちは直ぐに「答え」を知ろうとします。テレビを見たり。友人や知人に聞いたり、SNSを見た
りして自分なりに「答え」になりそうなことを受入れて実践するんじゃないですかね。
その「答え」が間違っていても、理解していなくても。
だから、接待を伴う飲食店やカラオケハウスなどで誤った「感染防止対策」が取られるるんじゃないですかね。
近頃では、新聞を購読していない家庭が大半を占めているようですが、文章を読むようにしないと読解力や理解力
が付いていかないのではないですかね。
前回か前々回に、行政が誰にでもわかる様に「コロナ感染対策」を示さないとだめだと書きましたが、13日の静岡
新聞に、「県が過去の事例などを基にまとめた感染リスクを下げる対策」が掲載されました。
解かり易く具体的にというのは、色々な意味で難しいのは解りますが、私たち
国民に伝えるには、難しい専門用語やカタカナ語では、具体的に理解できな
いのです。理解できないことは行動に移せないのですね。
ソーシャルディスタンスって、どの位?
3密ってどう言うこと?
3密防止ってどうすれば良いの?