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車検のコバック・坂井モーター社長が日々のことを書き記します。

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2021年5月 アーカイブ

2021年5月22日

あさチャンの夏目三久さんの「三蜜」

少し前の第4派と云われたコロナの感染が拡大し始めた頃、あさチャンを見ながら朝食を摂っていた時に、

あさチャンのMCの夏目三久さんが「三密でなくても感染するんですね!」と言ったら、専門家と言われる方が

「一蜜・二蜜でも感染するんですよ!」と言っていたのには驚きました。

その後、他の番組の中でも同様のことを言っている人が居ましたが、そんな理解だったんでしょうかね。

私の中では、三蜜は「密接」「密集」「密閉空間」を避けることであり、コロナの感染経路を考えれば当然だと

思っていましたけどね。コロナは飛沫による感染であり呼吸によって出される微細な息であるエアロゾルによって

感染するものだと認識しています。ですから感染の確立が高い順に「密接」「密集」「密閉(空間)」と言う様に

していますし、注意もしています。

「一蜜」でも「二蜜」でも感染するのは当たり前でしょ!

私はよく"「三蜜」って何ですか?"と訊きます。

半分位の方は即答できませんね。

えっ?「三蜜」って何だったっけ?

「密着」に・・・「密接」??? 

あっ!「密集」!と「密閉」と「密着」ってな感じですかね。

「密接」ですよ。

その防止策は?と聞くと、マスクと換気とソーシャルディスタンスと、グッと正答率は高くなりますけどね。

「三蜜」という言葉が独り歩きしてその言葉が表す意味が忘れ去られている様な気がしますね。

マスコミで云われる言葉を、何となく解かった様な気で使っていて、そのくせ本質は理解していない。

だから、居酒屋でも接待の伴う店でもカラオケ店でも相変わらずクラスターが発生しているんでは

ないでしょうか。

マスコミに方々には、我々庶民には解り易く具体的に伝えて貰いたいですね。

夏目さん、毎日観ていますよ。

浜松市内にコロナの感染者は何人いるか?

浜松市内の感染者は、何人いるんだろうか?

分かりますか?

発症者ではなく、発症前の感染者です。

分かる訳ありませんよね。

そこで、少し考えてみました。

コロナの潜伏期間は、感染から1日から2週間程度と云われていますが、

平均すると1日から5日程度が多いと聞いたことが有ります。

発症から2日前位が最も感染力が高いとも。

そうすると、今日発症した人は5日から2週間程度前に感染していたことになりますね。

そこで、浜松市内の発症者数の過去7日間と10日間の移動平均を取ってみました。

5月15日の40人をピークに徐々に減って来てはいますが、クラスターが発生していますから油断禁物ですね。

例えば、今日22日以前7日間の発症者の合計は200人です、10日間の発症者数の合計は297人です。

無症状者は発症者の15~20%程度いるとのことなので、200人なら30人、297人なら59人居ることになります。

これらを合計すると、7日間でみると230人、10日間で見ると凡そ360人になりますね。

この位の人数の感染者が浜松市内にいるのではないかと予想ができます。

多いと感じますかそれとも少ないと思いますか。

浜松市に人口は約80万人ですから、10,000人当たり2.9人~4.5人の感染者数です。

人と接触する機会の少ない郡部の人や未就学児、在宅の高齢者の方等を20万人位として60万人で割ると、

10,000人当たり3.8人~6人の感染者が市中にいることになりますね。

1,000人当たりにすると0.38~0.6人です。

100人当たりになると0.038人~0.06人程になります。

感染の確立としてはそれほど多い訳ではないでしょうが、その確率の低い筈の感染者と一緒にお酒を飲んだり

濃厚接触しながらカラオケを歌ったりしていれば感染するでしょうね。

誰が感染しているか判らないから困るんですね。

自分かも知れないし、友達かも知れないし、同僚かも知れないし、家族かもしれない。

問題なのは、病床のひっ迫による医療崩壊と重症化のリスクです。

私も血圧が高いのでいつも気を付けていますよ。

そう、徒に恐れる必要はないと思いますが、しっかりとした「三蜜」対策を取ることが重要だと思いますね。

三蜜とは、密接・密集・密閉を避けることです。

つまり、飛沫とエアロゾルを口にしたり吸い込まないことが重要です。

密接を避けるには、マスクとパーティションと1m程度のディスタンス。飲食時は特に注意が必要です。

密集を避けるには、そうした処には行かないこと。もしくは1~2m程度のディスタンスを取ることですかね。

密閉(空間)を避けるには、換気しかありませんね。

以上を心掛けて、With コロナ です。

2021年5月31日

東京オリンピック・パラリンピックは開催か中止か?

この頃、開催まで2ヶ月を切った東京オリ・パラを巡って開催か中止かで、海外メディアを巻き込んでマスコミを賑

わせています。

海外から数万人の人間が入って来るのだから、感染の拡大が心配だ。中止した方が良いと煽るメディア。

一方、経済的な面から開催すべきだという意見があるかと思えば、中止してもそれほどの影響はないという意見。

中止すればIOCから損害賠償を求められるという意見がある一方、保険に入っているから大丈夫だろうという意見。

アンケートでは、開催に反対の人が多いといわれているが、私にはどちらがいいのか判らない。

感染者が増えて医療崩壊が起きては困るが、一方ではこれまで一所懸命努力してきたアスリートたちに桧舞台に

立ってもらいたいという気持ちがある。

尤も、私はチケットも取ってないし、会場に行って応援することはないだろうけど。

こんな私が客観的にみてみました。

日本では、海外から沢山の選手や報道関係者が来て、感染を蔓延させるんじゃないかと心配しているが、

反対に、海外から来る人や外国政府にとっては、ワクチン接種の遅れている日本で感染しない様にするだろう

し、新たに感染を持ち込んでもらいたくないと考えているだろうね。

そもそも、オリ・パラに参加する選手や大会関係者、報道陣はワクチン接種やPCR検査をしてくるのだろうか?

たぶん、いや、間違いなくして来るであろうし、させなくてはならない。入国の条件だろう。

だとすれば、海外から新たな感染を持ち込む可能性は低いと思います。ゼロではないだろうけど。

日本国内での活動も、日本人との接触を減らす様にして貰うでしょうね。

だとすれば、マスコミが言う感染爆発は本当に起きるのだろうか?

一方、会場で観戦することのリスクはどうだろうか?

先ずは、どの位の感染リスクがあるのだろうか?

先日のブログにある方法で感染者の数を予想して見てみよう。

東京の一日の新規感染者数は、5月29日で614人ですが、7日平均だと646人になり、7日累計だと4,522人。

無症状者として20%の904人とすると推定感染者数は、5,426人になります。

同様に5月9日だと新規が1,121人で7日累計数は5,768人となり、推定感染者数は6,922人。

新規感染者数が多かった1月16日は3810人で7日累計は12,533人でした。

推定感染者数が多かった1月7日の新規感染者数は2,447人で推定感染者は14,826人でした。

これを東京都の人口1200万人で割ると、5月29日の推定感染者数をみると1万人当たり4.5人になります。

5月9日の6,922人で5.8人、1月16日の12,533人で10.4人、1月9日の14,826人で12.4人になります。

スタジアムに30,000人入れるとすると15人から37人程の感染者が紛れ込むことになりますが、

事前にPCR検査を義務付けることによって偽陰性や検査後の感染を考えても8割程度は減らせるのではないでしょう

か。そうするとスタジアムに入り込む感染者数は3~7人程に減らせますね。

この位の人数ならマスク着用でディスタンスを取っていれば感染の確立はほぼ無くなるのではないかと考えますが

如何でしょうか。

今は20~30分程度で検査できるPCR検査装置も有りますから、スタジアムの入口近くで検査することも可能です。

感染が起こりそうなのは、スタジアムよりもパブリックビューイングの方が心配ですね。