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車検のコバック・坂井モーター社長が日々のことを書き記します。

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洞爺湖サミットを終えて

本格的な夏に突入なのか、今日も真夏の暑さになりました。
この暑さのの中、社員の皆さんも頑張ってくれております。感謝!

さて、何だか慌ただしいうちに、洞爺湖サミットも終わってしまいましたね。
先週末からサミットの評価がマスコミで賑々しく報じられていますが、福田首相には御同情申し上げます。
サミットの食事のことまで言われてましたからね。「環境問題・食料高騰問題を論じる場なのに贅沢だ」って。果ては、子羊だか子牛を食べるのは可哀相だって投書がありましたから、何をか言わんやです。
例え支持率が低迷している皆様でも、先進国のトップの方々ですからね、ご飯に味噌汁焼き魚って訳にはいかんでしょう。キャスターやコメンテーターの方々ももう少し思慮が欲しい所ですね。

今回のサミットの成否はともかく、はっきりしたのは当然ながら外交にも戦略が必要だってことですかね。
地球温暖化防止という、大義の下であっても各国の諸事情や利害の前には意見を統一するのはかなり難しいということが解っただけでも、ナイーブな日本にとっては収穫だったんじゃないですかね。
ツバルの水没や北極の白熊の絶滅を何とかしようと言った感情論や綺麗ごとだけではすすまないことが。

先進国と新興国、21世紀の成長と覇権を求めて虚虚実実の駆け引きが行われる事は予測できた訳だし、自国産業の発展と産業構造の転換、国民生活と意識の転換、脱石油や省エネ等の新産業の振興と売り込み、CO2排出と削減に係る基準問題等々、各国に与える影響が大きいだけに、それぞれの国情や国益、利害を充分分析して提案したなら、もう少し何とかなったんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。

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