毎日毎日色々な問題がマスコミを賑していますね。
年金問題やら後期高齢者医療費の問題やら道路特定財源の問題やら難問山積ですね。
今朝も、自衛隊のイラク派遣が憲法違反の判決が出たって言ってました。
そんな中で今ある本を読み返しています。
渡部昇一著『自由をいかに守るか ハイエクを読み直す』PHP新書 です。
※ハイエク(1899~1992) オーストリア生まれの経済学者。ノーベル経済学賞受賞。
著書「隷従への道」で、自由市場に政府が干渉すると結局人間の自由が根こそぎ失われると言っている。
文中に、自由主義のおかげで経済的発展が進むと、自由がもたらした進歩から恩恵を受けなかった階級は一つもなかったにもかかわらず、みんながプラス面よりもマイナス面だけを見るようになった。tまり、発展は当然のことと見なされて自由に基づく政策の結果であると判断する能力を失っていった。そのうえに、まだ存在している不運や災害といったものに耐えられなくなり、早急に解決しなければならないと思うようになったとあります。
我々は今、大きな岐路に立っている様な気がします。
つづく