今日、東京シティマラソンが行われましたね。35,000人、凄い人でしたね。
最後部の人は、スタート地点を通過するまでに30分以上かかったんじゃないですかね。私の知人で65歳の方がフルマラソン初参加しましたが無事完走できましたか。報告を聞くのが楽しみです。今年のホノルルマラソンには都合で参加できそうにもないので、来年は私も東京を走ろうかな。
さて、今『トヨタが消える日』(鬼塚英昭著・成甲書房)という本を読んでいます。中々面白い本ですよ。トヨタが消える、誰もが信じないでしょうが、アメリカのビッグ3が倒産状態になるなんて。かつてアメリカ人の誰もが考えなかったでしょう。同じことが日本で絶対起きないとは言えないと思いますよ。本を読むとトヨタが多くの問題を抱えていることが分かります。
3年ほど前に鳴り物入りでオープンしたレクサス店、未だに殆んどの店舗は赤字じゃないでしょうかね。トヨタは、レクサス店から撤退するかもしれないですよ。それほど問題は根深いものがあるように感じました。
組織は、成功体験から他者の意見を聞かずに暴走する危険を常に秘めているのか、昔の日本陸軍や中国に進出した関東軍の暴走、社会保険庁しかり、旧郵政省や旧建設省しかりです。小さくは、食品偽装の企業なども類似していますね。
組織は、確固とした理念が無かったり優れたリーダーが居ないと方向性を見失って、利益や権力等に向かって無目的に自己増殖的に暴走を始めるような気がします。
ナショナル(旧松下電気)などでは故松下幸之助さんの理念として聞いたことがありますが、トヨタの理念て聞いたことがありますか?
経営者の端くれとして、肝に銘じなくてはならないと思います。