皆さんは、ミャンマーと聞いたらどんなことが頭に浮かびますか。
アウンサン・スーチーさん、軍事政権、カメラマンの永井さん銃撃事件、他に何かありますか。
多分こんなところではないかと思います。私もそうでした。
ミャンマーに行かないか?と誘われた時の私の反応は、『ミャンマ~~!?!?!?』 『何しに行くの~???』でした。
そして「軍事政権だし、やたらに拘束されたりして、やばいんじゃないのかな!」という思いでした。
が、友人の「悪徳旅行社」に言い含められて2月に行ってきました。
バンコク経由でヤンゴンまで1時間程で、時差が30分(日本とは2時間半)。機内は満席。殆どは欧米人らしい。
入国審査で豪く待たされてやっと空港から出ると、そこはヤンゴンだった。
ミャンマーの人達はみんな草履なのだ。そしてロンヂーと云う巻きスカートの様なものを穿いている。
走っている車の殆どは日本車で、右ハンドルなのです。右側通行なのに?
新しい車からミャンマーから逆輸入したら骨董品で売れそうな50年以上前の車まで走っているのです。
バンやバスには日本の企業名がそのまま残っています。遠州鉄道のバスも見ましたよ。
マツダのトラックです。
見た事ありますか?
これは左ハンドルなので 輸出仕様だったなのかなあ?
ヤンゴン市内は600万人位の大きな都市で、車が結構
走っていますが、オートバイが禁止されているので庶民
はオンボロバスかトラックを改造したトラックバスに乗って
移動します。
車は高価で、10年以上前の車でも200万円位するそう
で、ランクルなどは1500万円もするようです。
最低賃金が$45/月だそうで、一般的なワーカーは
$60~$120/月位の様ですから、一体誰が車に乗るん
ですかね?
マンダレーと云う内陸のインドと中国との貿易拠点の都市にも行きました。
ここの工業団地に行きましたが、城北工業高校の実習場の方が設備は整っているように思えました。(失礼)
ヤンゴン郊外の工業団地にも行きましたが、トランスのコイル巻きや単層のPCボードの組み付け等をしていました。
また、既に日本の縫製工場が進出していました。某Sむらとか紳士服の〇山と云うような会社も現地で縫製しているんですね。
全般的に道路や鉄道・電力と云ったインフラ整備や工業の技術レベルは遅れていますが、真面目な人種の様ですね。
これから伸びてくると思います。中国や韓国の進出が激しいので、日本の企業も早く進出しないと人口5300万人と地下資源の
大きなマーケットを失うことになりますね。
因みに、ミャンマーの女性は日本人に似てきれいな方が多かったですよ。
言い忘れるところでした。
ミャンマーは仏教国で全国に仏教遺跡が多く、ヤンゴン市内のシュエダグォン・パゴダは凄かったです。
ライトアップされて奇麗でした。多くの老若男女がお参りしていました。
食べ物も美味しく、お土産にお茶の葉を発酵させた「ラベッ・トウッ」と云うあげた豆やゴマを混ぜて食べる食べるお茶を買ってきました。
上さんは辛いと云って食べないので、私一人で美味しく頂いております。
現地のウィスキーもワインも安くて美味しいですよ。
是非一度、ミャンマーに行ってみて下さい。
悪徳旅行社の友人が言った如く、行けばイメージは全く変わりますね。
其れに付けても、政府の締め付けなのか、情報鎖国の国に住んでるんですね。我々は。
痛感!