先週の9日(土)・10日(日)の2日間、宮城県の石巻に行ってきました。
私が所属するパワー浜松ロータリークラブの奉仕委員会が、東日本大震災で被災された方に浜松餃子を食べて貰うと云う企画をしました。
土曜日に石巻・女川、日曜日には南三陸町に行きました。
TVの報道では何回となく見ていましたが、実際に見てみるとその凄さは言葉に出来ないほどでした。
津波の直前まで生活をしていたであろう住居跡や無残に壊れた工場や店舗。
住人や従業員はどうなったんだろうか? 避難できたんだろうか?
無事であっても住宅ローンや多額の借り入れの返済を考えると、経営者の一人として
他人事と思えない憂鬱さに襲われました。何とか立ち直って貰いたいものです。
餃子の炊き出しは、石巻市内の湊小学校の体育館で行いました。
10時過ぎに地震があり、津波注意報が出ていたので準備が遅れましたが、1200個を
焼きました。湊小学校には今でも240人程の方々が避難生活をしています。周辺の方々も見えたので一人3個になってしまい申し訳な
かったのですが、喜んで頂けたようです。避難所には、おにぎりやパンなどの配給は有るようですが副菜は少ない様で、餃子を食べた
のは震災後初めてだって言ってました。避難所の生活は大変でしょうね。エアコンも無い教室に何家族かが同居し、蠅ももの凄く多く
劣悪な生活を強いられているのです。早く自宅に戻れるように祈るばかりです。
石巻のロータリークラブの方々とも話したのですが、やはり必要なのは仕事ですね。働けて収入があれば生活の再建も可能ですし
不安も和らぐでしょう。全員が被災した訳ではありませんし、全ての工場や商店が無くなった訳ではありませんから、何らかの応援も
可能かと思いました。東北、特に被災地域の仕事を増やしましょう。買いましょう。食べましょう。プレゼントに使いましょう。
と云うことで、帰りは東北のお土産とお酒を買って一日でも早い復興を願いつつ飲みながら帰ってきました。
静岡県のお酒も美味いが、東北の酒も美味い。東京駅に着く頃には正体不明でした。