先日、親戚の葬式で天竜に行きました。
お昼に久し振りに「そば」を食べようと思って、葉月に寄りました。
今日は何を食べようかなぁ。
今日は、「しいたけ そば」にしよう。
天竜産椎茸って書いてありますよ!
椎茸にごぼう、人参、油揚げ、高野豆腐、ゆで卵に生姜の酢漬け、
下にきゅうりと健康食品並みのそばです。
食べ終わった後に、親父としばしの雑談です。
親父と云っても同じ年ですが、私の方が若く見えますよ(笑)
親父は百古里(すがり)に住んでいて、朝3時に出勤してそば打ちだって。
凄いですね!
街とは違う健全な生活ですね。
でも、俺にはとても無理だけど!
百古里(すがり)は、天竜区の二俣から10km程春野方面に向って、鏡山小学校の辺りから
更に山奥に入った辺りです。
親父の名字が小木って書いてあったから、百古里かって聞いたらそうだって。
ここは、本田宗一郎の母親と私の祖母(姉妹)の生まれた処ですよ。
山間の部落で年寄ばっかりだから、山の手入れもできなくて荒れ放題だって。
おまけに、猿とイノシシが出て困るよって。
だから山羊を飼いたいって云う訳よ。
以前、私が地域活性化の為にも山羊を飼ったら良いって云ったのを覚えてたんだよ。
山羊は手間が掛らないらしいから、地域の高齢者が山羊を飼ってイノシシを追い払い、
山の下草を餌にして、乳を搾って乳製品、肉も売れるし良いことばっかり。
山間地の過疎化の原因は、働くところが無いからなのさ。
仕事があって、サラリーマンやってるより収入が多ければ、何も都会で暮らすことはないよ。
徳島県の上勝町や群馬県の嬬恋村が良い例だよ。
地域に合った産業を興すことが重要じゃないかな。
役人にゃあ解んねいだろうなぁ。