先週、某T先輩からメールが来ました。
「葉月」に連れてって!
「はいはい、また行きましょう。」って返信したら、翌日
「あさっての土曜日に行きましょう!」
出張で東京にいたのに、わがままな先輩だから、「わかりました」とメール。
土曜日の昼前に浜松駅まで迎えに来て頂いて、一路天竜へ。
天竜郵便局の先の角を曲がると"営業中"の赤い看板。
T先輩が、「やってるじゃん!」
あの"営業中"の赤い看板は、年中出てますよ~。
店に入ると、親父が珍しくニコニコと、「おめでとうございます!」
年に数回だな!
何を頼もうかな?
T先輩は待ち焦がれたように「ごぼうそば」。
俺も「ごぼうそば」。
T先輩、「何で同じの頼むよ~!」
「俺もごぼうそばが食べたいの!」と云うと、
「焼き生シイタケそばを頼めばいいのに~。」と宣っておりましたが、
単に俺の椎茸を食べ様としただけじゃないかなぁ????
注文した後にトイレに行くと、T先輩も続いてトイレへ
ふむふむ、"これで支払いの時に逃げられないぞ"ニヤ
ストーブも無い店でコートをしっかり羽織りながら汁をすする。
鰹節と鯖節からとった出汁と牛蒡と野菜と豚肉を炒めた甘めの汁が合う!
焼き生シイタケそばの味はピュアだけど、俺にはアッサリすぎるかな。
大晦日に食べたけどやっぱり「おいしいわ~!」
食べ終わると先輩は、「ちょっと一服してくるわ!」と云いつつ
俺の方をチラっと見て白い歯を見せながら暖簾をくぐって行ってしまった。
"しまったぁ!"
支払いを終えた頃にT先輩が戸を開けて入って来て
一言、「そろそろ帰るか~」
私は、ただただ頷くだけであった。