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車検のコバック・坂井モーター社長が日々のことを書き記します。

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コロナ感染対策

おはようございます。県内でもコロナの感染を聞かない日はない位に蔓延してきていますが、

いたずらに恐れる必要はありませんが、十分な注意は必要です。

今日は、社内での感染対策として、社員に言っていることを記します。

先ず、コロナの感染は飛沫感染と接触感染であることを認識しましょう。

飛沫感染は、口から発せられた飛沫(唾液)が原因です。

飛沫には、直径2~3㎜位の大きなものから0.005㎜以下の小さなエアロゾルと呼ばれるものまであります。

エアロゾルによる直接的な感染は少ない様ですが、非常に微小で軽いので空中を浮遊します。

接触感染とは、飛沫を手などに付着させたまま口や目などを触ることによる感染です。

これらの特徴を知ると、3密(密接・密集・密閉)防止策のマスク・ソーシャルディスタンス・換気と手指の消毒の

理由が理解できると思います。

こうした対策は各店舗で実施されているものと思いますが、

冬を迎える時期にきて更に注意を要することになりました。

空気の乾燥です。

冬は湿度が下がり、乾燥してきます。空気が乾燥すると、口中から発せられた飛沫は、細かくなり

遠く迄飛散しやすくなります。これまで以上の3密対策が求められます。

湿度が60%から30%に下がると、飛沫の到達距離は2倍になるそうです。

店舗では、乾燥を防ぐように加湿器を増やしましょう。

また、感染の機会は「接待を伴う飲食店」から職場内での感染に迄広がっています。

特に、食堂や更衣室、喫煙所です。気を緩めてマスクを外した会話や食事に起因する感染です。

これまでにもお伝えしていますが、食事中は話をしないこと。

食事中は、唾液が多くなり飛沫が飛びやすいからです。話は、食事が終ってマスクをしてからにしましょう。

更に、ディスタンスを獲る様にしましょう。向かいには座らない。隣の人とは1座席は空けましょう。

勿論ですが、加湿器で乾燥を防止しながら、換気にも心掛けて下さい。

コロナの感染はインフルエンザのようなものだと言う方も居ますが、まだまだ風評被害も大きく、

家族にも迷惑を掛けますので感染しないに越したことはありません。

十分な配慮と注意が求められます。

社員には、この様なことを言っていますが、十分理解してくれているか心配です。

感染防止で様々な行事や会合が中止されたり縮小されていますが、一方では経済の活性化も求められています。

「With コロナ」は、コロナ感染と共存するという意味である訳ですから、

どうしたら共存できるかを考えなくてはなりません。

それには、コロナの感染について正しく知る必要があります。

正しく理解することによって、有効な防止策が施されるのです。

殆どの飲食店では、飛沫感染に有効な防止策が施されているとは言い難いのではないでしょうか。

先日もあるホテルで会食をしましたが、感染防止策は何ら取られていませんでした。

各所で行われている検温やアルコール消毒は、必要ではあるが有効な感染防止策ではないでしょう。

37.5度以上の方は、既に発症しているのです。

感染は、発症する2~3日前が最も感染のリスクが高いと言われています。

発症者の入店は防止できますが、無症者の方や発症前の最も感染リスクが高い人からの防止は出来ません。

アルコール消毒も同様に、飛沫による感染を防止することはできません。

重要なことは、3密(密接・密集・密閉)防止策です。マスクの代わりにアクリル板、ソーシャルディスタンスは、

座る場所への配慮、そして換気と手指の消毒に尽きるでしょう。

徒に恐れるのではなく、正しく知って、賢く防止することが重要だと考えます。

行政も、こうした施策を飲食店などに徹底させれば、感染リスクは大きく減少すると考えますけどね。

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