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車検のコバック・坂井モーター社長が日々のことを書き記します。

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秋葉原殺傷事件に思う

今月の8日、仕事で上野に行きました。
午後2時過ぎに上の駅を出ると、上空を複数のヘリコプターが飛んでいました。「何かなぁ?」
翌日のニュースであの凄惨な事件を知りました。酷い事件でした。
被害にあわれた方々には、心よりお見舞いと悔やみを申し上げます。
あの事件に関しては、識者やコメンテーターの方々が、派遣や格差に絡めて様々な事を言っておりますが、私なりに思ったことを言います。
確かに、派遣社員としての閉塞感等があったと思いますが、根はもっと他にあったように思います。
事件の1~2日後くらいに父親のインタビューが放送されましたが、私はその話を聞きながら何かおかしい様な気がしたのです。他人事のような評論家のように聞こえたのは私だけでしょうか?
その後、家族のことに関して不仲が報道され始めました。
あるところから聞きますと、彼は岐阜県の自動車整備の学校に行っていたとのことで、欠席も多く整備士の資格も取れなかったのか就職もしなかったようです。そして派遣社員の道に入ったようです。
青森の進学校から岐阜県の自動車整備の短大へ。
親元を離れたかったのか・・・・
そして、不登校?無気力?・・・・
高校時代に何かあったことは容易に想像がつきます。
その時、家族はどう接したのか?どう対応したのか?どう支えたのか?
そこに今回の事件を解く鍵や再発を防止するヒントがある様な気がします。
給食費の未納、モンスターペアレント、DV、子供への無関心、放置、一歩では過保護、過干渉・・・・
多発する少年犯罪や日本の現状を見ると、家庭や子育てがずれて来ているんじゃないかと思います。
それもここ5年や10年の話しではなく、今の親を育てた親の世代からの問題ではないでしょうか。
つまり、30~40年も前からの歪みが積み重なり、今重症になって発症している。
そんな気がします。
社会のあり方や生き方、子育ての規範や座標軸みたいなものを再構築しないといけないのではないでしょうか。


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