政府・民主党は、原発の再稼働を急いでいるようですが、どうしてなんでしょうかね?
浜岡原発から30km程の処に住む身としては些か心配ですね。
必要な施設の完備は2~3年以内に作るから大丈夫、それよりこの夏の電力不足が心配だと不安をあおる。
日本の政府がよく使う手ですね。消費税も同じかなぁ!
再稼働ありきの姿勢が問題だと思うのです。
面白い資料が有るので紹介します。
環境エネルギー政策研究所(ISEP)のブリーフィングペーパーです。
『原発を再稼働しなくても今冬と来夏は足りる』HPでご覧になって下さい。
中部電力は、浜岡原発に巨大な防潮堤を1800億円も掛けて建設していますが、
再稼働しなかったら無駄になっちゃいますよね。
れとも再稼働が約束されているんでしょうかね?
以前、浜岡原発の工事現場に行ったことが有ります。
原子炉建屋だと思うのですが、地下の岩盤まで掘り下げ、コンクリートのつなぎ目が出来ないように
一昼夜を掛けて一気に生コンを打ち続けるのです。凄かったですね。
素人目には、建物は大丈夫だと思いますが、問題は付属設備でしょう。
冷却水の配管、蒸気の配管、電気の配管等々、揺れ方が違いますから大丈夫ですかね。
浜岡原発は。日本で唯一の遠浅の海岸に面して作られている原発なのです。
福島原発の事故で分かりましたが、原発は大量の冷却水が必要なのです。
だから取水し易い所に建設するのですが、砂浜では取水し難いですよね。
そこで浜岡では、沖合い500m程の処に取水口が作られています。
そして、そこで取水した海水を原子炉付近のプールに貯めるのです。
地図を拡大すると見えますよ。
この取水口が津波で破壊されてり、砂で埋まってしまったらどうなるんでしょうか?
あ~!民主党の議員のみなさん、弱者救済も大切ですが、
先ずは、国民に安心と安全な暮らしを保障して下さい。