自己紹介

車検のコバック・坂井モーター社長が日々のことを書き記します。

RSS feed

« 消費税増税 | メイン | またまた、ミャンマーに行ってきました。 »

竹島・尖閣の問題

島根県の竹島と沖縄県の尖閣諸島の領有権を巡って、日本と韓国・中国との間で問題になっています。

竹島の問題では、韓国の李大統領が上陸したことで日韓の軋轢が増しているが、

政府はどの様に解決しようとしているのかが見えない。

振り上げた拳をどう下ろすのか。下ろし方によっては、永久に竹島は戻ってこなくなる可能性がある。

マスコミなどでは、政治家やコメンテーターの方々は、平和的に話し合いで解決をと言うが、

そんなことは可能なのだろうか?

確かに、今や日中韓の経済的繋がりは大きく、対立の激化は避けたいと考えるのは当然である。

しかし、話し合いで解決するには、お互いの主張があり、その主張を検証し合い、認め合い、譲歩し合うことが求められるが、

日韓・日中の歴史問題に関してもいつも平行線で合意が見られない。

まして、領土問題を話し合いで解決など、100年話し合っても解決しないだろう。

しかし、日本が譲歩すれば直ぐにでも解決する。が、それは後世に大きな禍根を残すことになる。

国際司法裁判所に提訴すると云うが、韓国が出て来なければ何の意味も無い。

国際社会に訴えると云うが、馬耳東風の国には何の効力も果たさない。反論を言いふらすだけである。

領土問題には、世界のどの国も2国間の問題として口出しをしない。

つまるところ、日本が独自で解決を図るしかないのである。

そう、最後は力によってでも解決するという強い覚悟が求められるのである。

尖閣の問題はもっと厄介である。

何故なら、相手が中国であり、国連の常任理事国であるからである。

グルジアのロシアの侵攻をみても、シリアの内戦をみても、常任理事国の権限は強大である。

常任理事国を前に、国連は余りにも無力である。

中国を相手に戦う覚悟と戦略を持ち合わせているのだろうか。

日本と中韓とは、永きに亘って交流があるが、一度たりとも一つになったことはなかった。

1300年以上も前から、友好と反目を繰り返してきているのである。

これは、隣国であるという地勢的な理由と、米国のハンチントンがその著「文明の衝突」で書いているように

中国文明と日本文明との違いがある様に考えられる。

近くて遠い国、中華思想の中国・朝鮮と独自の文明を築いた日本、これからも相容れることは無いであろう。

だからこそ、どの様に付き合うのか、国にも企業にも国民にも覚悟と戦略が必要なのである。

 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://blog.sakai-motor.co.jp/mt5/mt-tb.cgi/1235

コメントを投稿