民主党の小沢さんが無罪で、これから増税はどうなるんだろうか。
「増税分は社会保障の充実に充てる」 「増税の前にやることが有るだろう」 「増税したら経済が悪化する」
消費増税論議を聞いていても良く解らない。
年金や医療費などの社会保障費が財政を圧迫しているのに、充実より見直しでしょ。
増税の前にやることって何だろう? 聞いたこと有りますか?
議員定数の削減ですか?議員歳費の削減ですか?議員宿舎の入居費値上げですか?
経済が良くなるの待ってたら、いつ財政再建するんですかね。
一体全体、この国はどうなってしまうんですかね。
この前、日銀が金融緩和に踏み込みましたが、デフレ脱却に効果があるのか疑問視されています。
一方で、日本のこの長い停滞は、需要不足だと云われています。
バブル崩壊による後遺症や少子高齢化、円高、安い中国製品等の氾濫など様々な理由が挙げられますが、
その原因の根本は、日本の貧乏政策に有ると思います。
低収入で不安定な非正規社員を減らして正社員を増やそうと、政府はどんどん規制を掛けてきます。
企業は不景気になっても解雇もできず、雇用コストがどんどん膨らむので、採用を減らし契約社員や派遣、
果ては海外に逃げて行きます。景気が良くなっても雇用は増えないでしょう。
北風と太陽の寓話そのものですね。
リーマンショックの後、失業者を出さないように、みんなで支え合いました。美談です。
政府も雇用調整助成金を出して雇用を維持しました。
その結果、社員全員の給料が下がったまま現在に至ってます。
政府も地方の役所も競争入札をします。その結果、伝統も中小企業も廃れ、後は大企業とシャッター通りと安かろうだけが残る。
安いことは良いことだ。
でも、ユニクロもしまむらもニトリも青山のスーツも眼鏡も安く手に入るけど、みんな中国やベトナムやミャンマーで作ります。
日本の雇用増には繋がりません。 家電製品も車も・・・
合成の誤謬だね。
政治家も役人も、税金を取る(採る?盗る?)と云います。税金は年貢なのか罰金やペナルティなのか。
金持ちや企業から税金を徴収して様々な政策に使う、所得の再分配に使うことは間違いではありません。
しかし、多くの産業の基は金がある企業や人から始まるのです。
先ずは金持ちが買い、次に中流の人が買う。量産化出来るようになると広く普及して、大きな産業になる。
テレビ然り、車然り、設備投資然りです。金の無い処からは、何も産まれません。
豊かな社会、豊かな生活があればこそ、日本の産業や伝統・文化を産み守り続けることが可能なのだと考えます。
この長期のデフレから脱却するには、思い切って・・・
金持ち優遇、企業優遇、規制緩和断行、既得権益打破、過保護から自立、大きな政府から小さな政府、
中央集権から地方分権、東京一極集中から地方分散、優しさから厳しさへ。
現在の政策、世間の常識の真反対で、デフレから脱出!
貧乏スパイラル、一億総貧乏政策から脱却だ~! ってね。
追伸:30分ほど前に事務所の近くで出会い頭の事故。怪我も無い様で良かった。やじ馬に行ってきました。
弊社のロードサービス部門の社員が、雨の中交通整理をしています。ご苦労様です。